(就労移行)産業カウンセラーに聞いた!就活FAQ(その3)
こんにちは。
その2のアップロードから1か月以上がたってしまいましたが、続きのFAQを書いていこうと思います。
今回は3回目ということで、2つ目のFAQをお届けします!
質問.2 求人を見るにあたって気を付けた方がいいところはありますか。
「企業は障がい者枠で人を雇う場合には、合理的配慮をしなければならない、となっています。
これは、「苦手です」「これは難しいです」という部分はやらせてはいけないということです。
例えば、「電話が苦手なんです。特にクレームの電話なんかがくると嫌です。」という方には、その仕事は抜きなさいということ。
実際の求人票を見てみると、仕事内容にいろんな事が書いてあります。
書いてはありますが、その中で、合理的配慮をしてもらえるので、仕事内容の小さなところ、細かいところまで見ていく必要もないのかなと思います。
それよりも仕事をするにあたって一番重要な点は、通勤です。
就職したら通勤するというのは毎日の事なので、通勤はできるのか、要は、自力で会社に通えますかという事です。
自分の車でいくとか、交通公共機関を利用するとか、いろんな方法がありますが、まずは毎日通えるのかということ。
そして、仕事内容にこんな事を書いてありますが、私はこれが苦手ですという事は、応募の時にあらかじめお話をするか、面接のときに話をするか、または、採用になってから話をするか、どのタイミングでもいいかなと思います。
「これを言ったら落ちるかな」と、「悪い印象を与えるんじゃないかな」という事で、言わなかったらどうなるかというと、
自分は苦手な事をやり続けなきゃなきゃいけない。
苦手なことをやり続けるということは、非常に大きなプレッシャーです。
当然仕事は長く続きません。
ですので、自分は何が得意で何が苦手なのかを理解する力が必要でしょう。
まず、合理的配慮という事があるので、求人票を見て、この求人を検討しようかなとなった場合は、通勤が一番、次に自分のやりたい仕事なのかどうか、というところ、この2点で見えてくるものも違います。
また、求人を選ぶ中で、メリット・デメリット、これを考えてもらっています。
例えばA社、B社、C社で選考しました。この内、どれがいいかなというところで考える場合に、A社、B社、C社で働くメリットは一体何だろうかということを、まずはしっかりと書き出してください。書き出すと理解できます。
そして、デメリットもです。
メリット・デメリットが分かったら何が出てくるかというと、優先順位が出てきます。
例えばBが1番、A社は2番、C社は3番。このように、メリット・デメリットを見る事によって、優先順位がついてきます。
何でこれをやると良いのか。
仕事をしていくと、絶対どんな人でも1回は必ず壁にぶつかります。
その時に、メリット・デメリットの書き出しをやってなかったら、どういうことになるか。。。
感覚的にB社を受けようかなと、B社で働いた、そうしたら壁にぶつかってしまった。
やっぱ私はC社だったかなという事で、安易に辞めてしまうケースがあります。
そうすると、C社はC社で絶対壁ができるんです。A社はA社で、また絶対壁はできるんです。こんなようになっているのです。
では、メリット・デメリットをしっかりと理解していたらどういう事になるか。
B社を私は受けた、B社は他よりも優れていた、私にとって合うと思った、という気持ちになれれば、この壁は超えられない壁ではなく、乗り越えられる壁なのです。
乗り越えることを放棄して、こっちに行こうかあっちに行こうかという気持ちになった時、まず1回頑張ってみる、それでもだめだったら、考える。
その原点は何かと言うと、メリットとデメリットでしっかりと理解する事。なぜB社を選んだのか、なぜC社ではなかったのか、なぜA社ではなかったのかという事が分かれば、自ずと答えは見えてくるのではと、行動も変わってくるのかなと思います。」
今回はここまで。
今回のポイントは
第1に「毎日(決められた日数)通勤できそうかどうか」、2つ目に「自分のやりたいと思う仕事かどうか」が求人を見るときに気を付けておくこと
ということでした。
そして、応募する前に、メリット・デメリットの書き出しをすることで、迷いを減らすことが出来る、ということでした!
尚、事業所にお越しいただければ、全文をご覧いただけます。
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