(就労移行)産業カウンセラーに聞いた!就活FAQ(その2)
産業カウンセラーに聞いた!就活FAQ 第2回です!
今回から、実際にあがった質問とそれに対する産業カウンセラーの方の返答を書いてこうと思います。
質問.1 一般枠と障害者枠では、仕事内容に違いはあるのか。
「以前、一般枠での採用する求人と障害者枠での求人は違うんだよと本質的なものが違うというお話はさせていただきました。
(過去のお話からの補足)
会社は利益を生み出すことが最重要目的ですが、現在はCSR活動(≒社会貢献)が注目されており、多様化社会、共生社会が目指されています。
利益を追求するだけでなく、働く場の創出も担っていくことも企業の使命です。
それを達成するために、企業は、すべての人に同様に求めるのではなく、必要に応じて合理的配慮(例えば、電話対応の可否など)を受けながら働くという働き方を企業は実現していきましょうということです。
では、求人はどのくらいあるかなんですが、
一般枠の正社員求人が約40%くらいですから、半分もないという事なんです。
正社員求人で働きたいという人はたくさんいますが、求人全体のうち、正社員求人はそんなに多くないんです。
障がい者枠ではどうなのかという事なのですが、やはり障害者枠も非常に少ないです。
では、どんな職種に多いのかという事なんですが、やっぱり専門職になってくると、正社員というのは増えてきます。
また、正社員の中でも、清掃などのお仕事では初めから正社員でというふうに言ってくれているところもあります。
たくさんあるケースは、最初はパートで入っているんだけれども、途中から正社員になっていくというケースです。
一生ずっとパートや契約社員だということもないのですが、入った時点からすぐ正社員かというと、そうでない可能性も多いです。」
今回はここまで。
働き方については本質的な違い(企業に求められることと合理的配慮)があること。
一般枠、障がい者枠を問わず、正社員の求人は思ったよりも少ないこと。
特に、障がい者枠では初めから正社員というケースはあまり多くなく、初めはパートからで正社員になっていくというケースが多いということでした。
一般枠と障がい者枠については後の質問でも触れていますのでお楽しみに。
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